• テキストサイズ

星のカケラ【R18】

第2章 NEW START!


「『遠い未来へ』でここから右腕上に上げて瑞希は後ろに下がる。」

「はい!」

今日は全員揃ってフォーメンションと踊りを確認した。
昨日した所の復習。
体は意外と覚えてて驚いた。

「うん、瑞希昨日より全然動きいいんじゃない?」

隼也さんが褒めてくれた。

「ありがとうございます!」

「家で練習した?」

「少しだけ確認しました。」


流石に迷惑かけられないし。

「じゃあ、2曲目しよっか。」

「お願いします!」

裕斗さんは何も言って来ない。
昨日の事覚えてないのかな。



2曲目はかなりハードだった。
全然付いていけない。

「ここで、裕斗と入れ替わり!」

「は、はい!わぁ!」

ドスン!

裕斗さんの足に当たって転けてしまった。

「ごめんなさい!大丈夫ですか?!」

足とか怪我してないかな?

「……あぁ。問題ない。続けるぞ。」

「え……」

平気そう。
良かった。

けど、その後もその部分が上手くいかず、ずっと裕斗さんとぶつかってしまった。

「……すみません……裕斗さん……」

「……はぁ、やってらんねぇ……帰る。」

「あ!ちょ、裕斗!」

真広さんが呼び止めたけど聞かずに出ていってしまった。
僕のせいだ。
僕がちゃんとしないから。

「すみません……僕のせいで……」

「しょうがないよ。じゃあ、今日はダンスはここまでにしてボイトレ行く?」

「さんせーい。」

僕達は防音室に行ってボイトレする事にした。
パートもしっかり覚えないと!
/ 214ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp