第8章 恋人らしい事
一緒に入ったものの……
会話が続かない……
話したいとか言ってた裕斗くんも全然話さないし。
そろそろ上がらないとのぼせる……
「……瑞希、こっちに来い。」
「うん……////」
僕は裕斗くんの方に近づくと手を思いっきり引かれた。
その勢いで思わず裕斗くんにしがみつく。
「ひゃ!?////」
近い……
どうしよ……ただでさえお風呂に浸かってるのにさらに体温が上がる。
「……瑞希……顔真っ赤……」
「だ、誰のせいで!んむっ!?////」
キス……
ほんとにのぼせちゃう……
「俺のせいか。」
「ちょ、誰か来たら!////」
「大丈夫。誰も来ねぇから。寝てるって言っただろ?もう少しだけ。」
「まっ!んっ////」
次は舌まで……
浴室の温度と裕斗くんとの接触でくらくらしてきた。
もう何も考えられない。
?
何か当たってる……
下を見ると裕斗くんのが勃っていた。
うそ……興奮しちゃった?
けどよく見たら僕のもだ……
このままじゃほんとにヤバい。
「ゆうと……くん……ぼく……////」
「あぁ……俺も我慢出来ねぇ。けど、今日は駄目だ……」
「え?どうして?」
「明日、疲れるぞ?せめてテスト終わってからだ。」
……テスト明けは仕事で忙しいんですけど……
「……じゃあ、立って。」
「?おう……」