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ハイキュー!! 秋祭りバトン!

第5章 スポーツの秋?それとも恋の秋?!


『どうして私に?って思ったけど、書いてあるお題を見てみろって言われて』

あのカードには・・・

〖 1番大切なもの 〗

たったひと言、それだけが書いてあった。

だからオレは、迷わずを迎えに走った。

『さっき・・・言ってくれた事の返事、してもいい?』

なんて返せばいいか分からず、コクリと頷く。

『もし、私があの競技で・・・このカードを引いたら・・・』

「お、おぅ・・・」

『誰よりも先に、黄金川君を探しに行ったと思います!』

「??・・・それって、つまり?・・・えぇっ?!ま、マジっすか?!」

『嬉し過ぎて死にそう・・・』

「い、いま死なれたら困るッス!!」

両手で顔を覆い俯くを見て、無意識に抱き寄せる。

の小さな肩は、1度ピクンと跳ねて・・・恐る恐る、腕を回してきた。

嬉し過ぎて死にそうなのは・・・オレだ・・・







滑「とりあえず何とか纏まったみたいだね、コガネと」

青「・・・あぁ」

鎌「誰から見てもバレバレだっつうのに、もどかしかったからなぁ・・・」

茂「お前も二口に協力させるとか、なかなかの策士だな」

滑「に1番絡んでたのが二口だから。コガネも気が気じゃないのは目に見えてたし」

二「あ~あ、オレはスゲェ損失だよ・・・オレのが・・・」

青「今は・・・コガネの」

二「わかってるっつーの!でも・・・隙があれば、狙うぜ?」

滑・茂・鎌「二口~!」

二「なんだよぅ、いいじゃんか別に」

滑・茂・鎌「・・・最低」

青「最低」

二「青根まで?!」

滑「でも、ちょっとカッコよかったよねコガネ・・・好きだ!とかさ?いいなぁ・・・」

二「なぁに、女子みたいなこと言ってんだよ・・・」

滑「ちょっと二口!!・・・私も、早く新しい恋・・・探そうかな・・・」

鎌「それは聞き捨てならねぇな」

滑「・・・どういう事ですか?」

茂「(鎌先はね、もうずっと滑津のこと見てるんだよ・・・)」

鎌「聞こえてんだよ茂庭!」

滑「う・・・うそ・・・?」

鎌「ウソじゃねぇよ!・・・あぁもう!お前ちょっと来い!これからの事をよーく話し合うぞ!」

茂「よかったな?」

滑「はい!」

二「もう1組バカップル誕生かよ」









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