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ハイキュー!! 秋祭りバトン!

第5章 スポーツの秋?それとも恋の秋?!


オレ達の知らないところで、そんな出来事が起きていたとは全く知らず・・・

そのあとの部活で二口さんが妙に不機嫌だった事に、オレは首を傾げていた。



激動のあの日から数日、ごく普通の毎日を過ごしていた。

変わった事と言えば。

二「お~っし!ちょい休憩すんぞ~」

ヤベぇ・・・まだまだトスが上手くならねぇ・・・

『お疲れ様!はい、貫至君ドリンクね』

がオレの事を名前で呼ぶようになった事。

それから。

「ッス!サンキュー」

オレも名前で呼ぶようになった事。

そして。

『・・・よいしょ、っと』

「っと・・・な、なんだ??」

床に座るオレの背中に、がちょこんと寄りかかる。

『えへへ・・・ちょっとだけ、くっつきたいなぁ、とか・・・ダメ?』

「!!・・・だ、ダメじゃ・・・ねぇッス・・・」

が、意外と甘えん坊だって分かった事。

二「コラーッ!そこのバカップル!!オレの前でイチャイチャすんなぁー!!」

「サッ、サーセンッ!!・・・、今日も一緒に帰るぞ」

『うん!』

青「、コレやる」

『あっ!私の好きな飴!青根先輩ありがとうです!』

オイオイ・・・さっきまでオレに寄りかかってたのに、青根さんに抱き着くとか・・・

二「青根ズリィ!、オレもオレもー!」

『ぅひゃぁ!』

二口さんが駆け寄りにベタっと貼り付いた。

「ちょっ、いくら二口さんでもそれはダメッス!!」

二「い~じゃん、チョットくらいよぉ・・・何なら、またオレと本気勝負すっか?」

二口さんと本気の勝負・・・あの日を思い出して、の手を握る。

「いいッスよ?何度やってもオレ、負けねぇッス!」

オレ達の多難は、何かいろいろと現在進行形だ。

でも、オレ達らしく、オレ達のペースでゆっくり進めばいい。

そう思って、繋いだだけのの手に・・・指を絡めた。









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