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強制連行時空旅行(双星の陰陽師R-20)

第27章 討伐・ミッション・婆娑羅ストライク






婆娑羅「な・・・んで・・?」

皮膚が焼け爛れたのは婆娑羅の方だった。

理奈「げほっげほっ・・くっそ・・死ぬかと思った。」

地面に落ちた時におった傷から血が滲み出る。

婆娑羅「・・んで・・・なんでなの!?」

理奈「ああ。・・あまりに興奮して言ったから間違えたみたい。・・・げほっ・・リフレクは呪文を受けると掛けた術者に跳ね返る魔法なのよ。」

婆娑羅「このガキ!!!殺してやるっ!!!」

理奈「今度は掛かれよ!凱包業羅!急急如律令!」


キューインー


体に光のマークが現れる。

理奈「やった!」

婆娑羅「よそ見してんじゃないわよ!!」

腕を蹴られガードはしたが吹き飛ばされる。
間髪入れず追ってきた婆娑羅が打撃で後頭部を打ち地面に叩き付けられガシガシと一方的に蹴られる。

婆娑羅「よくもあたしの綺麗な体を!」


ゲシッゲシッー


理奈「うっ・ぐぅっ!」

血が飛び散る
いくら凱包業羅が掛かっているとは言えダメージは相当だ。

理奈「・・貴重な1枚なんだから・・大事にして・よね。」


ドガァンー



婆娑羅「ぎゃぁああ!!!」

婆娑羅の胸辺りで爆発する。ユフィから貰った起爆札。自分が倒れる寸前婆娑羅の胸元に入れていたのだ。
婆娑羅の胸と顎辺りが激しく損傷する。
流石に後退り攻撃が止む。
必死で抜け出すとポーチを漁り始める。

理奈(あれさえあれば。出てこいっ!)

が、こう言うときに限ってなかなか見つからない。

婆娑羅「殺すっ!!!」

怒りのオーラで真っ黒だ。


ザッー


婆娑羅「死ぬ準備は出来たかい?」

理奈の背後に付き右手には巨大な炎が渦巻いている。

理奈「跳ね返すよ?」

婆娑羅「もう切れてんだろ!」

理奈「・・・。」

キラキラと舞っていた光は消えていた。
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