第1章 新たな世界へ

パチ・・・パチパチ・・・

炎が燃え盛る前に一人の男が佇む。

「・・・？ん？・・これは一体・・どう言う神託なんだ？」

燃え盛る炎を前に疑問に思う。

「まぁ、神の意思だから、しょうがないね。皆を招集しなきゃ」

そう言うと颯爽と歩いていく。





一方マカラーニャ寺院では・・・

タッタッタッタッー

理奈は追っ手から逃げていた。

理奈「はぁっはぁっ・・・はぁっ・・・」

僧侶「おい！居たぞ！！逃がすな！！」

理奈「捕まってたまるかってぇの！」

猿の如く次々来る追ってを巻いて奥へ奥へと進んでいく。

理奈「！！おっしゃっ！発見♪」

ニヤリと笑うと召喚獣に手を伸ばす。が触れようとした瞬間

シーモア「理奈、お待ちしてましたよ。」

理奈「おっと、シーモア先生！久し振り！」

にこりと笑って手を挙げる。

シーモア「理奈。逃がしませんよ。私の元に来るのです！召喚師らしくエボンの教えを守り・・・」

理奈「黙れ！師匠。こんな体質で教えもクソもあるか！！まずそんなでかでかとタトゥー入ってるやつに説かれたくねぇわってか早くシンラってガキんちょ捕まえろし！後でろくでもないことするよ！？」

軽くブーイングをすると、召喚獣に触れる。

すると召喚獣が光始めー

シーモア「待ちなさい！」

シーモアが触ろうとするが光に弾かれて触ることが出来ない。

理奈「ばいばい。師匠。」

にこりと笑うと光に吸い込まれて消えていった。

理奈「・・ユフィに会いたい・・・」

まばゆい光の中呟いた・・・