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安土城の夏休み~in温泉【比翼連理】の舘

第2章 政宗編(香袋*媚薬)


秋花が政宗が選んだ香袋の説明を始めた。

―こちらの香袋はそのままでは何も変化は起きません。
水に濡れる事で香がより引き出され、その香を吸い、その香が染みた水つまり香水を付けるとその付けた場所が疼きだすようになっております。―

また、その香袋の中に入っている粉を湯船に入れると全身が熱を持ち、性感帯となります。
そのため、媚薬の中でも香袋は一番効果が強いものとなり、体力に自信のある方や、自分が女性と交合う事に対してある程度なれていらっしゃる方出ないと使いこなすことはできません。


そう淡々と説明をする秋花に、政宗は何かの呪いでもかかったかのようにだんだんと惹き込まれて行くようだった…


「これ、直接男根に付けたらどうなるんだ。」

政宗は静かにかつ冷静に聞いてみた。

「男性自身にこのまま付けてもスグには効果はありません。水に反応して熱を帯びるようになっております。すぐに効果を得たいのであれば香袋の粉を手に取り付けて頂くと時期に効果は見えて参ります。」

政宗は生唾を飲み込み、持っている香袋を見つめた。

「試して見ますか?」

「・・・・・・」

政宗は黙ったまま首だけを縦に動かし、香袋を秋花に渡した。

「それでは始めさせて頂きます。」

そういうと秋花手元にあった政宗の選んだ香の一部を香炉に入れ焚き始めた。
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