第3章 光秀編(媚薬入金平糖)
光秀(金平糖に混ぜたものか・・・、御館様が食べたらあいつはどうなるんだろうな…くくっ。)
心の中でそう思いながら、光秀は最初に手に取ったそれと、金平糖に媚薬を混ぜたものを選び会計を済ませた。
女将「さて、光秀様。これらをここにいる女の子で試すことが出来ますがどうなさいますか?」
光秀「あぁ、そうだな。だが、遊郭とは違うのか?」
女将「遊郭とは違い、女の子はこちらの徹底管理の元、選びに選ばれた女の子が殿方様をお相手致します。」
光秀「子を宿したりする危険はあるんじゃないか?」
女将「いえ、こちらの女の子は身体には害のない薬を飲むことでその危険を無いようにしてあります。」
「それと、誰でもお相手するのではなく、こちらのお店の物を買われた殿方様や、女性の相手をすることに慣れてない方をお相手する為の屋敷になってます。品物はそれなりの高価なもの故、身分の高い方がほとんどです。それと、店の品物の使い方をきちんと理解し、正しく使えるまでは表に出てきません。」
女将は光秀を案内する道中、光秀が疑問に思っているであろう事を説明してくれた。
女将「明智様、お部屋に着きました。女の子はどのような子が好みでしょうか。好みの女の子をお伝え頂ければお連れ致しましょう。」
光秀「特に希望は無い。強いて言うなら感じやすい子の方が楽しめるだろう。」
女将「かしこまりました。」
光秀「所で気づいたら政宗が見当たらないが…」
女将「政宗様ならばお気に入りの女の子がおりますので、その女の子と今日は新しい物を試していることでしょう」
女将は部屋の戸を閉め、光秀が希望する女の子を呼びに行った。
『ご自由にお使いくださいか・・・』
部屋には縄や、香、湯浴み着、丈の短い着物、手足を拘束する為に作られた物、まさに男と女の情事が行うのにさらに愉しませる為の物が置かれていた。