【ハイキュー‼︎】大事と大切の違い【セカンドシーズン】
第6章 東京遠征合宿
黒尾さんがディグしたボールが、梟谷のコートに返ってく。
木兎
「チャンスボール‼︎」
「オーライ」
梟谷のセッターの人が、素早くボールの落下点に入った。
誰に上げるかな、木兎さんも助走に入ってるけど…
猫又
「木兎を楽しみに…だから、気付かないんだな」
暦
「え?」
猫又監督の呟きに、私は思わず視線をズラした。
?
「ライト!」
暦
「──⁉︎」
そこでやっと、“彼”に気付いた。
「藤堂!」
梟谷の…オポジットに居て、今まさに跳んで、スパイクを打ってる…
暦
「……直人」
大切な人の存在に、気付いた。