【ハイキュー‼︎】大事と大切の違い【セカンドシーズン】
第6章 東京遠征合宿
今は9対7で梟谷のリード
聞いてた通り、リエーフも出てる…それに、“あの人”も!
「木兎さん‼︎」
梟谷の攻撃、セッターからトスが、レフトに跳ぶスパイカーへ上がる。
ドガガ!
そのスパイクは、虎さんとリエーフの2枚ブロックを打ち抜いて、ボールをコートへと叩きつけた。
梟谷
「ッシャーーー‼︎」
暦
「凄い…‼︎」
憧れの人を、そのプレーを目の当たりにして…思わずキャーって言いそうになる。
梟谷学園バレー部主将・木兎光太郎さん!
猫又
「ほう?その様子だと、アンタは向こうの主将を知っとるようだな」
暦
「勿論ですよ!中学の時から知ってました。遠征が決まってから、プレーを観れるのをずっと楽しみにしてたんです!」
答えながら私は、木兎さんを目で追ってた。
猫又
「なるほど…だからか」
だから…“彼”に気付くのが、遅れた。