第6章 東京遠征合宿

うわー…近くで見ると、また凄い迫力…蛍より高い…


こちらにやって来たリエーフって人を、私は挨拶も忘れてガン見してた。


「夜久さん！この女子誰ですか？」


夜久
「烏野のマネージャーの鳴宮だ。合宿の間、ウチの方を手伝ってくれる─ってお前、監督の話聞いてなかったのか？」


ハッ、挨拶しなきゃ！


暦
「初めまして！鳴宮暦です。短い間ですが、お世話になります！」


灰羽
「俺は、灰羽リエーフ。マネージャーか、よろしくな！」


夜久
「鳴宮、リエーフは1年だから敬語いらないぞ」


同い年⁉︎…てことは、まだ身長伸びるかもなんだ…


暦
「じゃあ、えっと…灰羽君、身長何cmか聞いても良い？」


灰羽
「リエーフで良い。身長は194になってた」


暦
「Σ高っ！」


蛍より6cmも高いとか凄っ！


灰羽
「暦はちっちゃいな！」


暦
「リエーフより高い女子なんて、そう居ないと思うけど…」