【ハイキュー‼︎】大事と大切の違い【セカンドシーズン】
第5章 選択と決意
烏養
「プレーについてのアドバイスは、正直言って俺より上手い」
暦
「そんな事ないです!私は、自分がして来た練習で、結果に繋がったものを伝えただけでっ」
烏養
「要するに、知識と経験が高いんだ、お前は。烏野じゃベンチ温め組だった俺よりな」
暦
「経験なんて、大した事ないです…大人のコーチに敵う筈ありません」
それに元々、人に何かを教えるのは苦手だ。
烏養
「勘違いすんな、人生経験の話じゃねえぞ?バレーに関する知識と経験だ」
暦
「それだって大した事ないです!」
烏養
「イラッ)十分あるだろが‼︎」
急に怒鳴られた。
烏養
「十年以上続いたバレー人生で、色んな技術を身につけて来たんだろ‼︎“天才”と呼ばれたユーティリティプレーヤーなら、知識も経験も十分だ!」
何て返したら良いか分からなくて、私は黙り込む。
烏養
「最初に武田先生に話して、次に清水に話した。鳴宮がACになりゃ、先ず清水の負担が増えるからな」
暦
「それが勧誘の理由ですか?」
烏養
「それは清水の案だ」
潔子先輩の…?