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愛慾の鎖ーInvisible chainー【気象系BL】

第13章 雲外蒼天


ども、Namakoでございます(^-^)

先ずは、ここまでご覧下さった皆様、本当にありがとうございますm(*_ _)m

思えば執筆開始当時、“100〜200頁前後で”を想定していた筈が、気付けば500頁を超える大作になってしまった訳ですが、皆様お楽しみ頂けましたでしょうか?

また、世に多く溢れる気象系BL小説とは、また一風変わった、独特な雰囲気と世界観、感じて頂けましたでしょうか?

今回、言葉遣いであったり、時代設定もそうですが、かなり強い拘りを持って描きあげたお話になっているので、読者の皆様には聞き慣れない言葉、また見慣れない文字…、多く見られたかと思います。

実際、描いてる私達でさえ、現代と当時の呼称名称の違いに違いに驚かされることも多々(笑)

ただ、そこはとことん拘りたい派の私達ですから、曖昧には出来ず…

でもそのおかげもあってか、中々読み応えのある、面白い作品に仕上がったんではないかと思っております。←自画自賛(笑)


で、各担当キャラについてですが…

咲ちゃが、潤、雅紀、翔、と来れば、言わずもがな(笑)

私が担当したのは、智と和也。

和也に関しては、正直言えば凄く描きやすいキャラクターだったのかな…

このお話の主軸を担う5人それぞれに育った環境は違うんですが、他の4人が貴族の出であるのに対し、唯一身分が違うのが、この和也なんです。

作中、「俺なんかが…」とか「使用人風情が…」なんて言葉が多く見られると思いますが、それこそが和也が感じている身分の差であったり、和也自身が抱えている劣等感でもあるんです。

生まれながらにして使用人…、だからこそ和也の根底にいつもあったのは、“絶対服従”の精神。

主と決めた人には、とことん尽くします(笑)

でもそれも、翔や雅紀の優しさに触れるうち、徐々に心境の変化が訪れ、最終的には身分と言う垣根を飛び越え、雅紀と肩を並べ、共に歩きたいと思うようになります。

人に必要とされ、人に愛され…

人に関わることで、自らの運命を切り開いた…、という点では、和也が一番なのかもしれないですね(^-^)
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