• テキストサイズ

愛慾の鎖ーInvisible chainー【気象系BL】

第11章 海誓山盟


翔side


やっと気持ちが通じあって重なった唇は、すごく温かくて‥

少し開いたその隙間からそっと舌を差し込むと、柔らかな智のそれに触れた。


どうしたらいいのかも分からなかったけど、ただ智を求める気持ちだけで柔らかな舌を追いかけて‥自分のそれで絡めとって‥

夢中になって‥智を感じる。


だんだん激しくなっていく口づけに、ずっと抑え込んでいた本能が‥欲望が目覚め、暴れ出しそうになる。



欲しい‥‥


智が‥智の全てが、欲しい‥‥



口づけの隙間から洩らす乱れた息ですら、おれを煽っていく。


おれは組み敷いた身体を寝間着の上から弄って、それが肌蹴たのを感じると、胸元から手を差し込んで‥

すると

「んっ‥、んんっ‥‥」

智は乱れた息に声を混じらせる。


気持ち‥いい‥?


その声が教えてくれる智の感じている快感‥

それは指先が胸の尖りを掠めると大きくなって。

指先が探りあてた柔らかな粒を優しく撫でると、口づけもままならなくなった智が身を捩りおれの胸を軽く押した。


「はぁっ‥しょぉ、くんっ‥」

弾みで離れた唇からは、あの甘い喘ぎとおれを呼ぶ声が洩れる。

「智‥、ここ‥気持ちいいの‥?」

そう言って少し硬くなった粒を緩く捏ねると

「きもち、いい‥っ、もっと‥して‥」

って快感を欲しがる智の甘い声が、おれの行動を支配した。


おれは半端に肌蹴た寝間着の袷を乱暴に開くと、白い胸で主張してる粒を口に含み強く吸い上げる。


「ああっ‥、いいっ‥しょ、く‥ん‥」

びくんと身体を仰け反らせた智は、おれの髪をくしゃっと掻き混ぜて。


その何もかもがおれの情欲を煽り続けた。


/ 534ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp