第2章 天国から地獄へ
お隣さんが部屋にいた(汗)
でもそんなことよりも
私が衝撃を受けたのは
お風呂に入っていたのか
上半身裸で頭からタオルをかけた姿で
私を不思議そうに見つめる
お隣さんの姿で…
「あ!!あわっ…とあの…えぇ(涙)!?」
声にならない声をあげながら
慌てて目を覆う私に動じることもなく
「何…?」
なんてめんどくさそうな声を出す…
そんなお隣さんの声に
パニッくっていた頭は
一度我に返ったものの
「あの…
お忙しいところ邪魔してすいません…
朝…ゴミを捨ててもらったので…
一言お礼をと…って…えぇ…(汗)?」
慌ててお礼を言い出した私の手を
いきなりがしりと掴んできたお隣さんに
再度頭はパニックに陥り
あわあわとあわてふためく私の手を
お隣さんは自分の顔に近づけると
くんくんと鼻を鳴らし
「カレー…」
そうポツリと呟いた…