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隣の君
第4章 不思議な関係
人の体は温かい…
こんなことを感じながら目覚める朝は
ひどく久しぶりだ…
あいつと別れて以来
人の温もりを忘れて過ごしてきたから
人に抱きしめられると
こんなにも安心できて
人を抱きしめると
こんなにも温かいんだって
そんな当たり前のことも
忘れてしまってたよなぁ…
そんなことをしみじみ思いながら
ぎゅっと抱きしめる腕に力を入れてから
ふと思い出す…
はて…?
私は今…
誰を…
抱きしめているんだろうか…?
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