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僕らの時間【気象系BL小説】

第11章 Troublemaker A×N



「ニノ…胸の鼓動が早くない?」

「さっきの相葉さんと同じです。あまりにも早いから倒れないか心配になっ…んっ…あい、ばさ、ん…」

俺の唇に相葉さんの温かい唇が重なる。

「んっ…ニノ…おた、んじょ…び、んっ…おめ、でと…」

「あいば、さ、ん……」

バコッ

バコッ

突然誰かが俺たちの頭を叩いた。

「いてっ」

「いったぁ〜い」

「痛いじゃねぇよ。誕生日だから大目にみてたけどさ、これ以上のイチャイチャは帰ってからにして」

「はぁ〜い」

「ごめんなさい」

あちゃ〜っ、潤くんを怒らせちゃったかなぁ。

その後、勿論仕事はきっちりやりましたよ。

心の中では夜が楽しみでしたけどね。



「相葉さん、ここ触って…」

「これでいい…?」

「うん。次はここ舐めて…」

「ニノのお望み通りに…」

「あ、んっ…もっと…して」

「こう?」

「やんっ…それ、いい…」

「ふふっ。ニノ、可愛い」

「相葉さんのおっきいの、ほしい、な」

ググッと相葉さんのが俺のナカに入ってくる。

「ああんっ」

俺は相葉さんに思いっきり甘やかしてもらった。





「ニノ、本当にごめんね」

「もういいって」

「よし、決めた。間違えないように、来年はかざぽんにはお祝いメールは送らないことにする」

「いやいや、それは送ってあげてよ。やっぱりさ、メールもらったら嬉しいじゃん」

「ニノは優しいね。大好き…」

「あい、ば、さ…んっ…」

「ニノ、お誕生日おめでと」

相葉さんから甘い甘〜いキスが降り注がれた。




「ねぇ、相葉さん。風間くんへのメールにさ、キスの顔文字をつけてましたよね」

「あ、あれはノリで…」

「でもさ、風間くんだったら真に受けてるかもしれませんよ?相葉くんはキスしたいのかな、とか」

「えっ…どうしよう〜」

かなり焦ってる俺の恋人、相葉雅紀。



「大丈夫ですよ、相葉さん。キスの顔文字は、笑顔の顔文字に変えておきましたから」





END


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