第2章 Bittersweet A×M
(Aサイド)
「あっあっあっ…」
俺の下で喘ぐ松潤の色気が半端ない。
それだけでイキそうになる。
「んっんっんっ…」
「あ、あいばっ、さん」
「んっはぁ…どうしたの?」
「もぅ俺…イキそっ…」
すがるような表情でそんなこと言われたら…
「ラストスパートするよ」
俺は松潤の中心を扱きながら、腰を打ち付けた。
「んっはぁ、んっはぁ…」
「あっあっあっあっあ…で、出る…」
「いいよ、出しな…」
「あい、ばさん、も…」
「うん、一緒にイこうね」
「んっんっんっんっ…んぁっ」
「あっあっあっあっあぁっ…」
ドピュッ…
ドクドクドク…
俺たちはほぼ同時にイッたんだ。
「…痛い」
「ご、ごめんね」
「しばらくは…できそうにない…」
「う〜っ、わかってる」
腰を擦っている松潤を見たら、無理なんかさせられないよ。
「松潤…」
ちゅっ。
「ありがとね」
「あ、相葉さん…」
顔を真っ赤にする松潤は、やっぱり可愛くて愛しいんだなぁ。
メンバーには気づかれてたけど、祝福してくれた。
それはすごく嬉しい。
この先…
決して楽しいことばかりじゃないと思うけどさ、ずっと仲良くしていこうね、松潤。
俺からの視線を感じたのかな。
隣で立っている松潤がチラッと目線を上にして、にっこり笑った。
俺だけの、至福の時。
END