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rain of teardrop【黒バス/ジャバ】

第6章 rain of teardrop-6



「なあ、帰れるのかァ?そんなヒクヒクさせて・・・なんならココでまたオレが抱いてやろうか?」

「――・・・く・・、ぅ・・ッや・・触ら・・・ひゃ!」

「聞こえねえな・・・けど抱いて欲しいよなァ?身体もこんなに・・さっきより熱くさせちまってよ」




内腿に流れていた白い筋は、その量を超えて澄んだ蜜が上から溢れる。
薬品の効きの所為で熱く敏感になった名無しの陰部は、シルバーによって、少し肌に触れられるだけでより潤滑を滴らせた。

乱れきったままの服は結局まともになおすこともできず、足に絡んだ下着をどうにかすることも叶わなかった。
一度は引き下がって距離をとっていた彼にまた組み伏せられれば、逃げることも、帰ることだってもう絶対、不可能なのだとも分からされた。




「いや・・・、・・ぁ・・・なんで・・!!ひ・・・ッ」


「なんで・・?フッ・・・惚れた相手ってのは、虐めたくなるもんだろう?」




頬には何重かの涙の筋。
滲むチークは、残っていた光沢さえもはや霞んでいた。

厚い唇を耳元に近付けられて、深くて低い、無情な言葉を浴びせられる。
そんな声色にも薬の所為で身体は反応して、名無しは心とは裏腹に欲しくてたまらなくなっていたことをシルバーに悟られていた。

そしてそれを逆手に取られ、陰部の手前で焦らされていた。


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