rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第6章 rain of teardrop-6
「・・っ・・・ん・・」
「ハァ・・・、なあ・・次はいつ会えるよ・・?」
「ッ・・・」
シルバーの香水と混ざった汗の匂いは独特だった。
どう独特かなんてたとえようもないのだけれど、いつだって嫌でも思い出してしまいそうな、とにかく嫌厭のかたまりのような匂いだ。
当然、そこには複数の男の白濁を連想させるものも充満していて、名無しは自分自身のシャンプーの香りさえ感じられなくなっていた。
「会わねえなんてことはねえよなァ?・・・ココにもたっぷり入ってるぜ?別に仲間内で共有したっていい・・・ヌケる画はそこそこ撮れてるだろうしな!」
「――・・・っ」
「まあ、あんまりコーフンしちまったから、今夜はついヤリすぎたけどな・・・。次はちゃんとベッドのなかでゆっくり抱きてえよ・・名無しチャン?」
名残惜しそうにわざと時間をかけ、シルバーは陽物を抜く。
誰に気を遣うわけじゃなくなった今の空間は、彼の天化と言っても過言ではないだろう。
抜けきって、そこで初めて、なかから精液が溢れる。
名無しの陰部から垂れたシルバーの体液は、ゆっくりと再び、彼女の腿や臀部を汚していた。