rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第18章 teardrop after Ⅶ
「ア・・・」
「・・・なんだ・・やっぱココかよ・・、オレ様も好きだぜ?先があたって・・・たまらねえ」
「ッ・・・んん・・!ふ・・・ぁ・・」
「ほら・・・こっち向け・・、・もっとトントンしてやるからよォ・・一緒に達こうぜ?ん・・・」
添えていたシルバーの胸元で猫の手を作った名無しは、指を震わせ、再び快感に身が溺れてゆく兆しを感じた。
自分は果てたばかりだったというのに・・・それでもあの多幸感に満ちた瞬間だけは、何度味わっても飽き足りないことが悔しかった。
こんな・・・下衆で、非道で、極悪と言わざるを得ない、最低な男。
その最低な男にしか、心の奥底で求めたものを与えられず、身体が満たされなくなっていたのだ。
もう二度とまともな恋愛など出来やしないだろう・・・改めてそう悟る。
今の名無しに、もはや長考は不要だった。
「あ、・・あ・・・っ・・ン・・!ちゅ・・・んん・・」
「ハァ・・・たっぷり出してやる・・」
「っ・・・ひぃ、あ・・・ん、アッ――・・!!」
「・・、ッあ・・っぐ・・・――ッ」
ソファからは一段と唸りが上がる。
シルバーの膝が座面の一部におもいきり食い込んで、無機質な脚部もより一層床と擦れ、きしきしと悲鳴を出していた。
名無しを抱き締めながら無理やりキスをしたシルバーは、彼女の咥内を舌でめちゃくちゃに掻き回し、貪るに相応しいそれをしばらく続けた。
比例するは、腰の動きと息遣い。
奥を突き続けた結合部からは、幾度となく水音も鳴り、体液が溢れかえっていた。