第3章 私の彼氏です。
みんな二宮さんじゃないの?って
顔で見てる。
二宮「実はですね、
私たち付き合ってないんですよ。
ゲーム友達なんですよ。笑」
カミングアウト?
言わなきゃいけない雰囲気…
「私、は!
ずっと、好きな人が、いて…。」
めっちゃ見られてる!!
「その人は…すごく鈍感で…!
小さい時からずっと
いつも一緒だったのに。」
相葉「ストーップ!!
ちょっと待ってよ!
なになに!?これ!!」
急に話を遮る雅紀くん。
やっと気づいてくれた…?
あなたのことが
ずっと好きなんだよ…?
相葉「ちょっとこっち…!」
雅紀くんに手を引かれ、
お店の外に出る。
そして立ち止まると、
相葉「そんな顔しないでよ…。
それは!俺だけに見せて。」
「やっと気づいてくれた?」
相葉「その顔は反則だよ!
そんな可愛い顔したら
みんなも可愛いって
思っちゃうじゃん!」
後ろを向いたまま、
繋がれた手に力が入るのを感じた。