第3章 私の彼氏です。
雅紀くんは我に返り、
相葉「ごめん、なんか、
邪魔しちゃったかな。」
完全にフリーズする私と、
何事も無かったかのような二宮さんに
雅紀くんは言う。
二宮「俺たち、
付き合ってるんだよねー?」
「うん。」
相葉「も、もー!
だったらこの後も
ニノの家でよろしくやっちゃってよ!
俺の家来なくてよかったじゃん!笑」
雅紀くん、笑ってる。
そうだよね。
私のことなんて
なんとも思ってないんだもん。
こんなのビックリするけど
平気だよね。
二宮「ですって。
ほら、、覚悟決めて
俺についておいで?」
私は無言で二宮さんの手を掴み、
雅紀くんの家を後にした。
マンションから出ると、
私は声を上げて泣いた。
そんな私のことを、
二宮さんは何も言わずに
慰めてくれた。