• テキストサイズ

表は次期社長候補裏の顔は夜の帝王様?

第4章 優菜視点


秘書の方を信頼してるんですね」
「ああ!…信用とか信頼がないと
背中は預けれないからな!
そんなもんだよ」
「なるほど…」
「君も俺を信用してくれると
ありがたいのだがな」
‭
‬
まっすぐ見つめられ
慌てて視線をそらし
ある疑問が浮かび
質問する


「あの…」
「なんだ?」
「葛城代表って
もしかして口が悪いですか?」
「あ?」
「…ごめん…なさい」
‭
‬
睨むような視線を送られ
怒らせてしまったと反省する
‭
‬
「わりぃ怒ってないんだが
バレたか?
家族とか信頼してる相手
とか心許せるヤツには
なってるみたいだ!」
「そうなんですね!」
‭
‬
それって私に心許せるって事?
少し気持ちを落ち着かせようと
壁にもたれかかる
‭
‬
「俺も聞きたいのだが
ホントは飯食えてないんだろ?」
「そんな事…ないです…」
‭
‬またその質問か…
‭顔を見られてたら‬
‭本当の事を言ってしまいそうに‬
‭なるから葛城代表に‬
‭背中を向けて‬
‭考える‬

‭なんでこの人は‬
‭突き離したのに‬
‭距離を近づこうとしてくるんだろ?
‬
考えてたら
至近距離で声がする
/ 55ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp