第4章 優菜視点
「終わったら会議ごとの
ファイルがあるので同じ日付けの
所に入れてください」
「分かった!」
「お願いします」
そして
吉村さんに声をかける
「会議書類終わったので
情報処理やりますね」
「はい!」
「さすが早いな!
仕事が遅いって嘘だろ?」
「そんな事…ないです!」
数分後
「よし!コピー
全部終わったぞ!」
「ありがとうございます!」
「俺も情報処理にはいるわ!」
「お願いします」
パソコンに3人で向かい
パソコンの音だけが部屋に響く
2時間くらい経った頃
パソコンに向かいながら
声をかける
「吉村〜どうだ?終わりそうか?」
「はいあと2行くらいです」
「俺もだ!愛川くんは?」
「私もです!」
葛城代表の呼びかけに吉村さんと
反応し返事をする
「よし!完了!」
「私も終わりました!」
「こっちも終わりました」
3人同時に作業を終わらせ
背伸びをしながら話す
「んーーっ後は書類を
倉庫に持って行くだけか!」
「はい!」
「吉村!ここに居てくれ
俺手伝うわ!」
手伝うって言われて
慌てて大丈夫だと伝える
「え?いや大丈夫です!」
「高い所届くのか?」
「………届かないです、
でも荷物が」
「吉村がちゃんと見ててくれるさ!」
「もちろん!」
そう言われ、了承するしかないなって
思い
そして地下にある
倉庫に向かい
書類を入れる
「これは?」
「それは上です!」
大量にある書類を
入れ終わり
「よし!オッケーだな、」
「はい!」
そして戻ろうとすると
一回電気が消える
「あっ!」
「あっ!」
そしてすぐにつく
うちの会社は22時になると
自社発電に自動で切り替わり
一回電気が消える仕組みになってる
「つーかドア閉めちまったよな?」
「あっ…」
同時に22時以降
地下の部屋と人が来ない部屋は
カードキーで外側からしか
開けれないシステムなんだよね
「携帯は…圏外か」
葛城代表が携帯を見ながら言う
「そんな…」
「落ちつけよ!
俺の秘書がなんとかしてくれる」
慌ててしまうが
落ち着いてる葛城代表は
そう言い壁に背中をつけ
腕を組んだ