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表は次期社長候補裏の顔は夜の帝王様?

第4章 優菜視点


荷物を持って
松崎総取締に使っていいと
言われている部屋に行き
持ってきているゼリーを
出し食べる

そして日課になってしまっている
非常階段の踊り場に行き
考えごとをする

もう我慢の限界だな…
精神的にまだ持つかなって
思ったけど
フッと非常階段の下を覗き込んで
柵に足をかけようとした瞬間
死の瞬間となぜか葛城代表の顔が浮かんで
その場にしゃがみ込み
死ぬ勇気もない自分に涙が出てきた

なんで苦しい選択を
してしまうのだろ

そして定時の時間になり
みんな帰り
蟹枝係長からやっててくれと
言われたものを
処理していると
時計を見ると22時回っており
帰らなきゃダメだなと
思いみんなより
遅い帰宅をした

そしてこれも日課になっている
何より心配かけちゃいけない
親友の麻衣子に電話して
お互いの近況報告などする

この親友との会話があるから
今まで精神的にもっていたのかもしれない
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