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表は次期社長候補裏の顔は夜の帝王様?

第3章 「耳弱いんだな」


その様子は
俺がMな女だったら
確実に腰にくる破壊力だった

現に吉村が真っ赤な顔をして
プルプル震え
この変態!!!もう私帰る!!!って
叫んだくらいだ

「あ?見てただけだろ?
雪音!冷たいなさすが
鉄の女って言われるくらいだ!」

少し笑って挑発するように見ながら
言う龍也に吉村は機嫌が悪くなる一方で
そのタイミングで
玲司が右京を連れてくる

「お話中すみません
右京さんお連れいたしました」
「お?右京!お疲れさま
忙しいのに悪いな!」

そんなに違って見えるのか
右京が俺を見て固まりながらぽそっと話す

「オーナー?ですか?」
「ああ!」
「オーナーやっぱり昼間仕様は
違って見えますね?」
「そうか?」
「どうしましょ俺右京さんのヘルプ
いきましょか?」

玲司が右京にどうするか聞く

「じゃあ頼もうかな
俺カウンター入るよ!」
「お願いします」

インカムを右京に渡し
玲司がホールの右京の指名客の席に
行き
右京がインカムをつけて
カウンターに入る

「龍也さんこれオーナーの
飲むヤツですか?」

置いてあったワインを見ながら
龍也に聞く右京

「ああ、頼めるか?」
「ええ」

返事してからワインのボトルを持って
開けながら言う右京

「龍也さんいいセンスしてますね!」
「だろ?雅也のイメージに
ぴったりじゃね?」
「ですね!」

ワイングラスに注ぎながら言う右京に対し
龍也はブランデーと
オレンジキュラソーと
オレンジジュースを専用のシェーカーに
入れシェーカーを振る

入れたものを見て
何を作ろうとしているか分かり
龍也に言う

「そのままだな!」
「だってそれしかないだろ?」

吉村はなんの話か分からず
首を傾げていた


「それに雪音、明日仕事だろ?
いきなり強いのいかせたらダメだろ?」
「まぁな」
「だからオレンジ系選んだんだよ!
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