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表は次期社長候補裏の顔は夜の帝王様?

第2章 「私の事は放っておいてください」


そして篠原くんが部屋を出ていき
松崎に声をかける

「松崎総取締?」
「はい?」
「少々己の感情入ってなかったか?」
「そうですか?
彼女は次話を聞く蟹枝に言い寄られて
体狙われてるんですよ」

怒りを込めた目をする松崎

「そうなのか?」
「たぶんそれを守るために愛川くんが犠牲に…」
「え?………じゃあすでに…愛川くんは……あいつに…」

顔色を変えて呟くと
冷静に吉村が声をかける

「葛城代表…己の感情入ってるのは
貴方ですよ!落ち着いて下さい」
「…すまない…」
「葛城代表蟹枝に話聞くの僕が代わりましょうか?」

やりとりを聞いていた川上が申し出る

「ああ…頼む!
朝比奈!俺が感情的になってきたら止めてくれ!」
「了解ですよ!」

朝比奈が返事をする

「どうもあの蟹枝って奴が気に触る」
「俺も同じくですよ!」



そして蟹枝に話を聞く

「では蟹枝部長から見て
営業部はどうですか?」
「みんな頑張ってはくれているのだが
成績がなかなかよくならなくてね!」
「では1番問題があるのは誰だとお考えで?」
「んー部下の事を悪く言いたくないのですが
愛川くんだ!」
「それはなぜ?」
「あれは仕事が出来なくて男に媚びを売ることしか考えてないんだよ?」
「そうなのですか?」

ずっと川上と蟹枝のやりとり
を聞きながら腕組みをし座っていたが
苛つきを抑えられず足の貧乏ゆすりが
止まらない



朝比奈に大丈夫かと尋ねられ
冷静に大丈夫だと答える

「ではありがとうございました!


そして蟹枝が出て行き
ため息をついてしまう

「大丈夫ですか?」
「ああ!」

川上に尋ねられ冷静に答えるが
朝比奈は耐えれず声を荒げ
川上がなだめる

「あれはなんですか?
愛川さんの事ばかり悪い悪いって!」
「まぁまぁ!」
「あとは彼女…愛川くんだけですね!」
「ああ!…」
「代表?いけますか?
僕が聞きましょうか?」
「いやいい自分で聞く」
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