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表は次期社長候補裏の顔は夜の帝王様?

第2章 「私の事は放っておいてください」


そして
営業部女子社員の篠原くんに話を聞く
愛川くんの事を聞くと

「愛川さんは仕事も出来てもっとも
営業部で仕事の出来る尊敬してる先輩です」
「そうか!なら今の彼女をどう思う?」

篠原くんは神妙で辛そうな顔をする

「………愛川さんは…変わってしまった…
あんな地味で目立たない方ではなかった…」
「それだけか?」
「………」

俺が聞くと黙ってしまう
それを見かねた吉村が話す

「あなたの事は私達が守ります!
どうか今の営業部を変えるためにも協力いただけないですか?」
「………守って頂けるなら…」
「ありがとう」
「愛川さんは…元々の宮本部長派の皆さんを…
1人で守ってくれてるんです!」
「守る?」
「はい…1人で犠牲になることで…
………蛇島先輩4人組と…蟹枝部長から…」

蛇島と聞いて
昨日の俺を見て話してた4人組で
美人だが化粧品臭くて
計算高い女たちが居たなと思う

「これ以上は言えません」
「ありがとう!話してくれて
篠原くんは元々秘書課配属希望だったね!」
「えっ?はい」

松崎に相談する

「枠空いてるか?総取締!」
「ええ!空いてますよ!
ちょうど秘書課の人間が辞めて
人が減ってね」
「どうだろう?秘書課に異動してみないか?」
「え?いいんですか?」

篠原くんは突然の提案に
驚いたのか呆然と立ち尽くしていた

「じゃないと篠原くん君を守れないんだよ!
愛川くんみたいな犠牲になってる篠原くんを見たくないんだよ!」

松崎の言葉に
驚きながら頬を赤く染める篠原くん
を見てこれはまさか?と思う

「え?……わかりました…お世話になります」
「よかった!では明日から頼むよ」

松崎が見た事もないような笑顔で笑って話す
離れたところで
朝比奈と川上が話す

「なんか…松崎総取締!
篠原さんに対して態度が情熱的じゃないですか?」
「あー…その内…なにかありそうだな!」
「ですね…」
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