第4章 恋の蕾
優実視点
頭がさっきから痛いよ戦場に着いてからずっとだよ私がおでこに手をやると、佐助さんが私を見て言った。
佐助「大丈夫? 風邪?」
優実「大丈夫です」
強がるが意識が飛びそうだよ、身体の自由がきかないよ私が倒れそうになると佐助さんが支えてくれた。
佐助「大丈夫って事態じゃないよ! 大人しくここで休んでて」
優実「はい」
佐助さんは消えてしまった、足軽さんは伊達軍と戦ってるし私は椅子に腰掛け座った。
私は眠くなり寝てしまった。
身体が勝手に動きだした意識は無いまま、優実の体からは赤い蒸気に包まれ左手には刀右手には大きな銃を持って、伊達軍に向かっていた。
伊達軍と武田軍が居るところに着くと容赦無く軍関係なく殺し始めて怯える足軽。
???「ふっはははは、余の前に達が塞がるか? 愚民共」
足軽が後づ去りしていると、流石に小十郎も幸村、伊達政宗も気がついた。
幸村「何だ? あれは・・・」
政宗「真田幸村あれ止めるぜ」
二人は優実の元に向かうと幸村の方を振り向き言う。
???「また貴様かチリが余に歯向かったところで勝てはせぬ」
伊達政宗は睨んで言う
政宗「あんたは何者だ? 北条優実の体をのとってる貴様は何者だ!!」
幸村「某は真田源次郎幸村貴殿は何者だ!」
今は名乗るべきじゃないと思う我は答える。
???「退く」
赤い蒸気が消えて、優実の体が倒れてそれを地面に倒れる前に幸村が支える。