第2章 恋の種まき
まるで冷やかすような笑顔だ何が面白いの?全く理解不可能だよ慶次君が思ってることは。
慶次「恋の花そろそろ芽が出てきたかな?」
恋の花? なんじゃそら?
優実「恋の花って?」
慶次君は頷き説明を始めた
慶次「恋の花浮世は極楽ってね・・・人よ恋せよ、恋ってさ色んな形があるでしょう? 綺麗に咲くものもあれば儚く散ってしまう恋、様々な恋がある俺は思った優実ちゃんと真田幸村の間に恋が生まれたかな? ってねまだ芽の赤ちゃんかもしれないけどさ大切に水をあげれば恋の花が咲くじゃない? マツねーちゃんとトシみたいな夫婦に、優実ちゃんにはなってほしいね」
なんだか頬が暑い、夏は過ぎてるのに秋なのに暑いよ手を当てると熱を持ってる。
慶次「顔赤いよ? どうしたの? 風邪?」
私はその夜とても真田さんから心配されて、熱が余計にもってしまったような気がしたでも風邪の熱ではなかった。