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【名探偵コナン】She is my everything.

第10章 ~悪が正義か正義が悪か~





バタッ

赤井/ジョディ「スラッシュ!」
山田「お前がいなくなれば……」
ジョディ「……お願いよ……無事でいて…」
佐藤「殺人未遂で現行犯逮捕します」
高木「すみません!こっちです!急いで!」
山田「離して!あいつが悪いんだから!」
(ジン「ヤツを始末しろ。今はやめとけ……あぁ……頼んだぞ」)

あずさは救急車で運ばれて行く。
ジョディ「スラッシュの様子がおかしかったから後を付けてたのよ。明らかに変な女性が見えて、念の為と思って警察に連絡していたらこの様……ごめんなさい。早く警察に連絡していたら」
赤井「自分を責めなくていい。それより梓を頼んだぞジョディ。俺は警察の方に話さなければいけないのでな」

ジョディは深く頷き梓が乗っている救急車を追っていった。
赤井は事情聴取を高木刑事と一緒に警察署に向かったのだった。
時間が時間だったため日付が変わり、事情聴取は夜が明けてから終わった。

高木「ありがとうございました。はやく梓さんの元へ行ってあげて下さい」
赤井「迷惑をかけたな」

赤井秀一の妻と名乗った山田愛。
山田愛は精神的に異常があると判断されまずは精神科に送り込まれた。
のちのちわかった事として
前愛していた人が追っかけていた男で、警戒をしていたら好きになっていた。
そして妄想をツミッターで自作自演でやるようになり、現実と妄想の境がわからなくなったという。
ジョディが連絡する前に不審者の連絡があってなおさら急いでいたらしい。それは運が良かったと言うべきか……。
そして数日後山田愛は刑務所で亡くなっていた。自殺ではなく誰かに殺されていたらしい。

そして刺されたあずさはというと病院についてすぐ傷口をふさぐため手術をし次の日の夕方目を覚ましたという。

自分のせいでと負い目を感じて面倒を見るうちに距離は縮まったのだが、その間のことはまた今度……。


―――


あずさ『懐かしい……目が覚めた時の昴さんの顔は未だに覚えてます』
沖矢「……そんなに嬉しそうな顔をしていましたか?」
あずさ『はい。嬉しそうだったしすごい安心をした顔をしてました。初めてあんな顔は見ましたよ』
ジョディ「あら、昔話をしていたのかしら」
あずさ『ジョディさん!』
ジョディ「もう、びっくりしたじゃない。しゅ…沖矢さんからあなたのこと聞いてすぐ来たんだから」


……
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