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【名探偵コナン】She is my everything.

第9章 〜入院1日目 〜





あずさが入院する病室は個室である。
先生にお願いされた理由、それは過去にも何度かあずさが入院することがあり、その度無理をして傷口が開くという事があった。たぶんそれでだろう。
何度かといっても3回しかないが、1回目はストレスで胃に穴が空いてしまったため、2回目が任務の時赤井を庇ったために怪我をしたため、3回目が不注意からこけ、頭を打ったため。この時は手術はしていないものの無理をして動いて大変だったらしい。


沖矢「ん……あずさ?」
あずさ『あ、おこしちゃった?』


昴が起きた時には朝で梓はカーテンを開けていた。


沖矢「あずさ……俺がいる間は動くな」
あずさ『はーい……』
沖矢「傷口ひらいたら大変だろ?」
あずさ『はい……』
先生「おはよう、朝食持ってきたけど食べれそう?」
あずさ『大丈夫です。ゆっくりにはなりますが』
先生「わかった。じゃあ、たべおわったら呼んでね、健康チェックするから」
沖矢「……私は朝食を買いに行ってきます。くれぐれも無理して動かないように」
あずさ『はい……気をつけてね』



昴を見送るとゆっくりご飯を食べ始めるのだった。
普通ならもう少し回復に時間がかかるらしいが、
仕事柄だろう止血を早めにしたため血の量が少なくすんだのだという。応急処置がよかったのだ。


沖矢「美味しいですか?」
あずさ『おかえり。……うん』
沖矢「ゆっくりでいいんですよ」
あずさ『うん……っ……』
沖矢「無理に動くからです。少し横になりましょ」


あずさは1時間かけご飯を食べたのだった。


先生「しばらくは痛むだろうから痛み止め用意しとくね」
あずさ『ありがとうございます』
先生「沖矢さん、お願いします」

先生は去っていく。

沖矢「少し寝てもいいんですよ」
あずさ『うん……』
沖矢「クス……大人しいあなたも悪くないですね」
あずさ『……ん?』
沖矢「何もないですよ」


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