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【名探偵コナン】She is my everything.

第6章 〜休日1〜




約束通りデパートに行く予定だったのだがなんと棚卸しとかでお休みらしい。

デート場所を急遽変更し水族館に行くことになった。

沖矢「お迎えに参りましたよ」
あずさ『ありがとうございます。……私が沖矢さんの所に行く予定だったんだけどな…』
沖矢「道中で何かあっても嫌なので迎えに来てしまいました」
あずさ『もう過保護ですね。でもありがとうございます』

こうして水族館に向かう2人。
朝早かったためかあずさは眠そうだ。

沖矢「寝てもいいですよ。私は大丈夫ですから」
あずさ『え?』
沖矢「楽しみで寝れなかったと顔に書いてあります。私のことは気にせず寝てください。あなたの寝顔を見るのも楽しいですから」
あず『沖矢さんには隠し事は出来ませんね。じゃあ……少し寝ます。沖矢さんにあったら安心して眠くなってしまって』

水族館に着くまでまだ結構あるためあずさは眠る事にした。

…………
ー沖矢sideー

俺があずさのことに気づかないとでも思ったのか。まぁいい、こいつは俺がみててやらないといけないしな。
気持ちよさそうに安心しきった顔で寝てやがる。
この時だけはFBIって事を忘れられるよ。……本当に可愛いやつめ。

あずさ『ん……ふふ……』
沖矢「ん?……ふっ」

寝ながら笑ってやがる。
余程いい夢なのだろうな。

さて、着くまであと1時間ぐらいか……あずさは朝ごはん食べたのか?…とりあえずコンビニによるか。

沖矢「寝かしといてやるか」

あずさを車に残したままコンビニに入る。
2人分の軽食を買い戻ってくるとあずさは起きていた。

沖矢「起きていたのか」
あずさ『起こしてくれてもよかったんですよ』

何故か涙目で少し焦る。

沖矢「どうしましたか?」
あずさ『ううん、何もない』
沖矢「とりあえずご飯食べませんか?」
あずさ『うん……お腹空いた』
沖矢「朝ごはん食べていないだろうと思ってね」
あずさ『ありがとう……沖矢さん、手繋いでもいいですか?』
沖矢「いいですよ」

こんな甘え方するのは初めてで俺もどうしたらいいかわからない。

沖矢「怖い夢見たんですか?」

そう聞くと頷いた。
愛おしくなり俺はおでこにキスをした。

沖矢「落ち着きましたか?」
あずさ『うん。……ご飯食べよ!』

ご飯を食べてそしてまた出発する。
しばらくするとまたあずさは寝ていた。

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