第2章 壱話
浩「ありゃりゃ……なるほど、これお偉方に消されちゃった感じだな……え、そんな感じなの?」
玲「やばいな……その動画の時刻が昨日の夕方なら…………急がないと…」
玲也の顔が益々険しくなり、かなりの運転テクで車を走らせて進んでいく。
浩「……え、玲也?いまいち状況掴めてないけど、とりまホームの方の準備もしとく?」
玲「!……そうだね、そこも時期に必要になる筈だ。資源はあるだけ無駄にはならないと思うから、貯めておこう。」
浩「おっけー」
玲也の意見を聞いた後、俺はパソコンを全台起動させた。
ホームとは、俺達が小さな頃からコツコツと色んなものを貯めて最強クラスに作り上げた秘密基地である。
場所は山奥の要塞の中で、場所はなんと地下にある。
電力は太陽光と風力、そして予備に人力や地下水力を利用した完璧自給自足。
そして周りには何人も入れない鉄壁で覆われていて、直接攻撃以外は防御可能である。
まぁ、よくあるサバイバル大好きクラブの金持ち版?みたいな感じw