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甘くて虜になる彼【浅野学秀】

第1章 あなたが好き


私は、3年になってからE組に来た。
何故ならば、成績ではなくて誤って理事長の大切なペンを壊してしまった。
理事長は、優しく許してくれたけどやはり納得がいかない私は、E組に落としてくださいと言った。
罪を償うために。
私には、好きな人がいて好きな人と最近仲良くなれてきたのを承知のうえだった。
このままなら好きな人と一緒のクラスだったけど罪を償うならE組に落とす方がいいと考えた。
もちろん、近くにいた。
好きな人、学秀くんは全力で口ずさんで否定をし続けたが理事長は、仕方なく私を落としてくださった。
停学が続いて中間テストが終えた。
そしてようやく出ることができた。

浅野「おい。結衣。」

結衣「ん?あ、学秀くん。」

浅野「理事長が許しているんだからそのままでもよかったのに。」

結衣「でもそれじゃ私の気が収まらないから。」

浅野「そういう所が結衣のいいところだ。」

頭を撫でられて顔が熱くなる。

浅野「僕は、結衣だけは絶対に差別をしないから。」

結衣「ありがとう。学秀くん。」

浅野「行くぞ。」

なぜか手を握られて歩き出す。
私は、顔を赤らめながら歩いた。
本校舎に着いてしまって私はガッカリした。
もっと一緒にいたかった。

浅野「ほら。着いたぞ。ケガだけはするなよ?」

結衣「うん!ありがとう。学秀くん!」

坂を上がったら目の前に旧校舎が広がった。
ここが旧校舎。
旧校舎の中に入って教員室に入ると黄色いタコと烏間先生とイリーナ先生がいる。

烏間「碧山 結衣さんだな?君達の副担任で体育の教師の烏間惟臣だ。」

結衣「よろしくお願いします。烏間先生。」

殺せんせー「結衣さん。私が殺せんせーです。」

結衣「あ、知ってます。」

烏間「さて、君には昨日話した通りコイツを暗殺してほしい。だが、外部にその事を言ってはいけない。話した場合記憶消去の手術を受けてもらう。武器を渡しておこう。」

武器を受け取って鞄にしまった。
そして殺せんせーと一緒に教室へ行った。

殺せんせー「皆さん。修学旅行の話は後ほどにしてください。あと、朝の発砲はなしでお願いします。転入生に当たりますから。では。入ってきてください。」

入ると視線が突き刺さる。
大丈夫かなこの教室
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