第2章 第2話
僕が捨てられてから何日か経った
『…あれ何だろう…』
木の上に何かあるのが見えたから気になって上がってみたくなった
『うーん…よいしょ…っと…』
爪を使ってヨジヨジ登って行き、何とか上がることが出来た…けど、そこにあったのは…
『…?これ何?』
丸くてフワフワ動いてるのが木に引っ掛かってた
『オジサンに聞いたらわかるかな?』
僕はオジサンに聞いてみようと思ってその丸いのに触った
すると
<パーーーンッ!!>
『フニャーーーッ!?』
僕が触れたら丸いのが壊れちゃった
『ビックリしたー…』
しょうがないから降りようとした時…
『…こ、怖い…』
降りれなくなっちゃった…
『ふ…ふぇぇーん!オジサーン!怖いよー!』
オジサン『…あ?小僧…お前何やってんだ?』
『怖くて降りれないよー!』
オジサン『…ったく!』
オジサンは木の枝に飛び乗って来てくれて、僕をくわえて降りてくれた
良かったー