第3章 第3話
『ここならきっと大きな魚がいるぞ!』
僕は上から川を覗いていた
『うーん…よく見えないな…』
解らなかったから、ちょっと下に降りてみた
すると水の流れが止まって、池みたいになってる所があった
『んー…あ、いた!』
そこには魚が何匹か泳いでいた
『…でも大きいのはいないな…』
僕ならこれくらいで良いけど、オジサンは体が大きいからやっぱり大きな魚が良いよな…
『あ、でもここにいる魚全部取ったらオジサンでもお腹イッパイになるかな?』
よーし!頑張って取るぞ!
僕は川に入って一生懸命とった
魚の取り方はオジサンから教わった、前足で下からすくい投げて岸に放り投げるやり方で取った
『よいしょ!あ、取れた!』
何回かやってたら三匹取ることが出来た
『うーん…でもやっぱりもう少し欲しいなー…』
でも僕が水をバシャバシャしてたから、魚がみんな逃げちゃった
『こっちにいないかな…?』
僕はもう少し奥に行こうと思って動こうとした時
『わーっ!』
足が滑って川の深い所に落ちちゃった