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【S×A】だから人生は素晴らしい

第1章 Look at the skies





ゴクン…と音を鳴らし

流し込まれたビールを飲んだ





口元をグイッと腕で拭って、いつもと違うしょーちゃんを見つめる






ニヤリと笑う不敵な顔は、
持ってたイメージと全く違うから、少しびっくりした




「なんだよ。その顔(笑)」





からかうような態度



だけど…

挑発するような眼差しに、ワクワクする


それなら…としょーちゃんに手を伸ばし




両腕を首に回して、
甘えるように下から覗き込んだ






お礼だもんね

俺、頑張るよ



今度は俺から唇を重ね、
心地いい感触と温度に、一気に身体が反応してく





苦いビールの味は

一口だけなのに、
酔いそうなくらい、芯から熱くなってきた



何度か吸い付く様に舌を絡め、


唇を離した瞬間、


熱い吐息が鼻に掛かった




トロンとしたしょーちゃんの瞳に気を良くして、


首筋にキスをしながら…


身体をなぞるように掌を這わせた






肌の匂いが

“合うな”って思う


纏う香水の好みももちろんだけど、

身体の相性はこーゆう感覚も大事だよね



しょーちゃんの匂いって好きだな






うん


その方が気持ちいーしね



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