第7章 ひと段落
上「けどやっぱりマナってポケモンだとフェアリータイプだよな」
瀬「はがねにやられんじゃねえか」
私も昔はポケモンを電気とよく通信していたからわかるけど、フェアリータイプってなんだろ?私が知らないタイプだから、新しく出たのだろうか…
切「だったら俺だな!よし!今度は手合わせしようぜ!」
『切島くんとは戦えなかったもんね!電気はよくやるけど、やっぱいろんな人と戦ってみたい!』
爆「アホ面が女に手出せるのかよ」
『出せないからダメなんだよね』
耳「そういうところがポンコツなんだよ」
私と響香ちゃんの女性陣からダメ出しをくらって狼狽える電気。女に手を出せない、甘く見てしまう。そういうところが電気の弱さで、改善しなきゃいけないことだ。今時女性だって強いんだから!
上「今回で反省したって!俺はちゃんと女の子を甘く見ねえで本気出せるようにする!」
切「俺もいざとなると女は殴れなさそうだな…男らしくねえし!」
切島くんはピュアだし男前だからたしかに女の子を相手するのは苦手そうだ。けれど、敵が男とは限らないから、しっかり切り替えられるようにならないといけないことは本人もきっとわかってる。
瀬「さっき手合わせの約束したばっかじゃねえか!」
『いいよ、切島くんが手合わせで本気だせるように、私も全力で行くから』