第13章 奪還
爆「めんっ…ドクセー」
オ「2人とも!」
『っ、!』
私も勝己くんもお互いに逃げるように攻撃をする
そして、お互いを護るように
『っ、触らないで!』
勝己くんを後ろから狙った敵に攻撃を繰り出す。
爆「ばかが!」
そして勝己くんは隙ができた私の横に現れた敵を爆破してとばす。
勝己くんが側にいるだけで心強い。1人じゃない。
けど、こんなの時間の問題だ!私たちはそれこそ体力もすり減っている。
オ「今行くぞ!」
「させないさ。そのために僕がいる」
オールマイトはこちらに来ることすらできない。こっちは極度の緊張で、身体的にも精神的にも疲れが相当きてる…
限界を感じた、そのとき
上に、何かが現れた
それは…
切「来い!」
手を差し出すじろーくん
一瞬のことだった。
死「待って…行かないで!」
『!ごめんなさい…私は、ヒーローになりたいから!』
勝己くんは私を片腕で抱え、個性によって空中へ身を投じると、伸ばされた手を取った
爆「…バカかよ」
『っ、ありがとう!』