第3章 戦闘訓練
「マナちゃん!」
『お茶子ちゃん!お疲れ~』
「マナちゃんすごいね、あの爆豪くんを倒しちゃうなんて…」
『あれは初見だからだよ。次は、どうなるかわかんないし』
「クソがァァァ!ぜってえ、ぶっ殺してやっからなァ!」
『本人も、あの勢いだし』
「あはは…」
その後講評を聞いて、そのまま解散となった
上「…」
『電気どうしたの?』
上「マナのキス…2人も受けたんだなって思ってた」
『仕方ないじゃん、元に戻してあげなきゃならないんだから』
上「でも嫌なもんは嫌だろ!ただでさえお前のそのコスチューム…」
『もう、電気、お兄ちゃんみたい』
上「そこは彼氏って言って欲しかった」
『それはないよ~』
がっくりと項垂れる電気に、ふふっと笑って横に並ぶ。彼氏か…ヒーロー科にいるのに、そんな人作れる余裕もないからしばらくお預けかな〜とか考えてみたり…
私たちの初めての戦闘訓練はおわった。たくさんの課題も見つかったことだし、これから日々精進していかなきゃ!そんな決意を固めた。