第12章 林間合宿
緑「魔獣の森!?」
上「なんだそのドラクエめいた名称は…」
砂「雄英こういうの多すぎだろ…」
切「文句言ってもしゃあねぇ、行くっきゃねえ!」
みんなが行こうと
立ち上がったそのとき
「「マジュウだー!!?」」
目の前に、大きな恐竜のようなものがあらわれた
すぐさま口田くんが前に出て彼らに声をかける。口田くんの個性は動物たちを従えるものだ、彼なりに役目を果たそうと勇気を出してくれたのだろう。
口「静まりなさい獣よさがるのです!」
芦「口田!?」
けれど、生き物を操る口田くんの声が届いてない
ってことは…
『乱脚!!』
私たちはすぐに飛び出し攻撃をする
すると魔獣は砕け、地面に落ちる
やっぱり、これはつくりもの…
『あの人たちの個性ってことね…』
その後私たちはそれぞれ森を走り抜け、気づけば3時間なんてあっという間に過ぎていた
PM5:20
「やーーっときたにゃん」
はぁはぁと、みなが息を切らす
「とりあえずお昼は抜くまでもなかったわねえ」
もう夜ご飯の時間だ
瀬「なにが3時間ですか…」
切「腹へった、死ぬ…」
「悪いね、私たちならって意味アレ」
「実力差自慢のためか…」
「ねこねこねこ…でも正直もっとかかるかと思ってた。私の土魔獣が思ったより簡単に攻略されちゃった。いいよ…君ら特に」
そういって私、勝己くん、緑谷くん、飯田くんが指される
「そこ5人。躊躇のなさは経験値によるものかしら?」
経験値…ステインのときのことだ
「三年後が楽しみ!ツバつけとこ!」