第10章 期末テスト
ガァン、ガァン!!
スナイプ先生の攻撃は止むことはない
その間私の盾と立っている柱でなんとか防いでいた
透「これじゃ全然うごけないよ!」
『大丈夫、まだ時間はある…隙を見つけてからが勝負だよ』
そのとき
障『発煙筒!?視界を遮る気か』
今!!
透ちゃんはブーツと手袋を脱ぎ、私はハートとともに空中に浮かぶ
そして障子くんは別の柱へと移動した。
煙で視界が悪い…
こうなったら仕方ない
私はハートを複数出して、ゆっくりとハートをうちわのように回転させる
もちろん、先生に気づかれないように慎重に…先生は今障子くんに目がいってるからやるなら今がチャンス
すると、うっすら煙が晴れて、辛うじてだがスナイプ先生と障子くんの様子が確認できるようになった
そして見えたのは障子くんが隠れていた石柱が崩され、なすすべもなく彼が先生と対峙するところ。
障子くんが両手を挙げた
そして
パァン!!
ス「なに!?」
私が先生の腕を撃ち抜く。すると、見事に先生の腕が石化した。
そして
カチャッ!!
透「捕まえた!」
『やった!!』
スナイプ先生が驚いているようだ
すると先生が動き
ス「…ぽよん?」
透「スナイプ先生~!」
ス「ご、誤解だ不可抗力だ!意図してやったわけではない!不可抗力だ!誤解だ!」
どうやらスナイプ先生の腕が透ちゃんの胸にあたったらしい
全裸だし見えないし仕方ない…こればっかりは
『障子くん、ありがとう』
障「甘風こそ。1発で命中させるなんてすごいな」
透「みんながんばったよね!」
ここでアナウンスが流れる
〈甘風・障子・葉隠チーム条件達成〉
ス「お疲れ。これからも期待している」
「「『はい!』」」