第10章 期末テスト
相「期末テストまで残すところ一週間だがお前らちゃんと勉強してるだろうな?テストは筆記だけでなく演習もある。頭と体を同時に鍛えておけ。以上だ」
その言葉にクラスの皆が身体を強張らせたであろう。相澤先生の言葉は良い意味でも悪い意味でも胸に響くため、必要以上の緊張が走った。しかし
芦・上「「全く勉強してな~い!!」」
常「確かに行事続きではあったが…」
下位のものほど焦りを感じないらしく、電気と三奈ちゃんは割とおちゃらけてる
砂「中間はまあ入学したてで範囲せまいし特に苦労なかったんだけどな。行事が重なったのもあるけどやっぱ期末は中間と違って…」
峰「演習試験もあるのがつれぇとこだよな~」
上・芦「「中間9位!?」」
峰田くんがすごく余裕そうに話す。そんな彼は中間9位…まさかそこまで彼が勉強できるイメージなどだれもなかった。
芦「あんたは同族だと思ってたのに!」
上「オマエみたいなヤツはバカではじめて愛嬌が出るんだろうが!どこに需要あんだよ!」
峰「世界…かな」
キラキラ顔で言う峰田くん…と、それに絶望する電気と三奈ちゃん。そんな彼らに声をかけたのは
緑「頑張ろうよ!やっぱ全員で林間合宿行きたいもん!」
クラス5位の緑谷くん。というか、なぜかみんなの順位が浮いて見える…なんの効果?
飯「うむ!俺もクラス委員長として皆の奮起を期待している」
彼は二位…さすが委員長
轟「普通に授業うけてりゃ赤点は出ねぇだろ」
彼は6位…もっと高いと思ってたから正直意外だった
上「言葉には気をつけろ!!」
電気には彼ら上位陣の言葉がささったみたい
『電気、私の家おいでよ。勉強、一緒にしよ?泊まってもいいから』
上「マナ~!頼りにしてるぜ~!」
切「って、泊まるのはまずいだろ!!」
『結構泊まること多いし、今更だよ?』
峰「てめえ上鳴!!お前部屋でやらしいことしてんじゃねえだろうな!!してんなら教えろ!甘風の乱れ方…げふっ!!」
障「自重しろ」
障子くんが峰田くんをとめにはいる
上「や、ほんと…まじなんもねえから!俺ら幼なじみだし!な!?」
瀬「けどよ、女泊めるとか…お前そんなだから彼女できねえんじゃねえの?」
『しばらく電気には彼女作って欲しくないから、そのままでいいよ』