第8章 職場体験
上「まあ一番変化というか大変だったのはお前ら4人だな」
瀬「そうそうヒーロー殺し!」
そう言って、みんなが私たちの方を見る
八「心配しましたわ」
砂「エンデヴァーが助けてくれたんだってな」
透「すごいね。さすがNo2ヒーロー!」
みんなは真実を知らない…だから、本当のことは言えないけど
轟「そうだな…。救けられた」
焦凍くんが素直にエンデヴァーさんのことを話してる。だいぶ、心が解れてきたんだと、私まで安心してしまった。
上「でもさぁ~確かに怖ぇけど動画見た?」
尾「動画ってヒーロー殺しの?」
上「アレ見ると一本気っつーか執念っつーか…かっこよくね?とか思っちゃわね?」
『ばか電気!!』
上「えっ、あ…飯…わりぃ」
私の怒号に気づいたのか、彼は素直に飯田くんに謝った。
飯「いや…いいさ。確かに信念の男ではあった。クールだと思う人がいるのもわかる。ただ奴は信念の果てに粛清という手段を選んだ。どんな考えを持とうともそこだけは間違いなんだ
俺のような者をこれ以上出さぬ為にも!改めてヒーローへの道を俺は歩む!」
飯田くんも、ちゃんと前に進めてる。このクラスは、みんなどんどん強くなるなあ…
飯「さぁそろそろ始業だ!全員席につきたまえ!」
「うるさい」
いつもの飯田くんだ