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夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》

第9章 ひみつのナイショ噺 vol. 2


今日は仕事が順調に進んで翔くんに伝えた帰宅予定時間よりも1時間早い♪

翔くん、喜んでくれるかなぁ💕

ガチャッ!

おや?玄関に翔くんのものではない靴がもう一足。
お客さん?俺以外の人間がこの部屋に入り込むなんてけしからんっ!

もぉ、翔くんも翔くんだよ、危機感ないんだからぁ…後輩でも家にあげちゃダメって前から注意してるのに。
ほんと何度言ってもわからないんだよね。

今日はどこのどいつだ!俺のいない間に翔くんに近づく不届き者は。

そおっと部屋に忍びより中の様子を窺った。

櫻『やぁっ!ムリ!入らな~い』

翔くんの甘えた声。誰に聞かせてんだよ!そんな声。

松『大丈夫入るよ、こんなトロトロなのに入らないわけないだろ?』

松潤⁉なんで松潤が来てんだ?しかも何?『トロトロ』って!
翔くんをトロトロに出来るのは俺だけだぞ!

櫻『だってぇ、ずれちゃうんだもん…』

松『ちゃんと棒を手で支えて』

櫻『こう?』

松『そうそう、上手じゃん』

櫻『やったぁ!あっ!せっかく入ったのに抜けちゃったぁ…』

松『あ~、もうそんなに動くから…どうする?もう一度はじめからやる?』

櫻『え~、トロトロにするところからはじめるのぉ?』

バタンッ!

大「何やってんの!翔くん!」

リビングのドアを勢いよく開けるとリビングに人影はなかった。
キッチンから翔くんが慌てたように走り出てくると大きな目を更に大きくして驚いてる。

櫻「えっ⁉なんで智くん?今日はもっと遅くなる予定だったんじゃないの?」

大「早く終わったから翔くん喜ばせようと思って急いで帰ってきたんだよ!それなのに何?松潤とナニやってたの?」
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