夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》
第4章 wish
舌先で粒を転がすように弄ぶと翔さんの口から甘い声が漏れる。
「あっ、ニ、ノ…」
「ん、なに?」
粒を軽く歯で挟んだまま翔さんを上目使いで見る。
「あ、ん…やっ!」
「なんで?気持ちいいんでしょ?ここ」
舌先で弾くとビクッと背中がしなる。
「あっ!」
「俺の前では素の翔さん見せてくれるんだよね?」
「あ、でも…はずかし、よ…」
指先で軽く撫で続けると翔さんの身体がビクビクと揺れる。
「わかったよ、恥ずかしいのわからなくなるくらい気持ちよくしてあげるからね」
「え…ニノ?」
片方の胸に吸い付きもう片方は指で弄る…
「あ、あ、やぁ…ん」
首を仰け反らせ快感に悶える翔さん…ズボンの上から中心をなぞると既に張り詰めてた。
「あぁっ!」
ボタンを外し隙間から手をしのばせ直接中心に触れるとピクピクと動いた。
「あ、やだっ、ニノ…」
顔を紅く染めた翔さんが俺の腕を掴む。
「大丈夫、すぐに気持ちよくしてあげるから」
掴んでいた手をそっと離しファスナーを下ろすと下着ごと脱がせた。
露になった翔さんの中心を握るとゆるゆると上下に擦り始めた。
「あっ、あ、あ、や…んぁっ!」
俺の手の動きと一緒に少し浮かせた翔さんの腰がゆるゆると動く。
「翔さん、気持ちいいでしょ?」
「あ、ん…ニ、ノ…も、う…」
薄く開いた瞼の奥にすがるような潤んだ瞳が見える。
「いいよ、翔さんイって…」
擦る手の動きを速めると翔さんの腰も大きく揺れ始めた。
「あっ、あっ、いいっ!ニノ…イっちゃ…」
「イって…翔」
耳元で囁くと翔さんは背中を弓なりにしならせ熱を吐き出した。
「ああっ!ニノっ!」