夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》
第1章 呉越同舟
「そういえばその事に付いては話し合った事無かったですね」
「そうだな」
「いや!話し合う必要ないから!」
「付き合った順番でいくか、ニノからだな」
「だから!話さなくていいってば!」
「私は下でしたよ、翔さんに抱いて貰ってました」
翔くんを無視して話を進めると話を止められないと諦めたのか大人しくなった。
「ほぉ~、そうなんだ…次は俺だな、俺は抱いてたよ」
「え~、いいなぁ松潤、俺はね下だった」
「え?なんか意外ですけど…相葉さんが下って」
「そう?でもさ、その時は付き合って貰えるならどっちでもよかったし」
「リーダーはどっち?上?下?」
「…どっちも」
「え!両方?それって日によってってこと?」
「うん…気分によって決める」
「いいなぁ、両方経験あるんだぁ~、今だからかもしれないけど、翔ちゃん抱いてみたかったなぁ」
「ですよねぇ、私も下固定でしたから…1度くらい抱いてみたかったですね」
「下の翔くん綺麗だぞ~」
「えー!マジでー!見たいっ!」
「見せて貰っちゃいます?」
さすがに翔くんも黙っていられず立ち上がった。
「ふざけんなっ!お前たち!冗談も大概にしろっ!」
「冗談のつもりはないですけど」
「うん、俺も」
「だよねぇ~、俺も冗談じゃないよ?」