黒バスshort stories ver,Christmas
第9章 大人な彼と子供な彼 ≪伊月俊≫
「…ごめんなさい、座布団3枚テイクで。」
メモを取る俺の横で彼女はそうつぶやいた。冷たいが乗ってくれるとこも、俺の好きなところ。
大人っぽいとか言われるけど、内心は子供心満載だと俺自身思ってる。
もしかしたら、彼女の前でいい顔したいだけかもしれない。
メモを取り終わった俺はそれをしまう。控え目な彼女は俺をじっと見つめてるだけ。
後ろの日向たちには見えないように、額にさりげなくキスを落とす。
「せ、先輩!///皆のいるところで!!///」
「見えてないから大丈夫だって。」
「うぅ…///」